My Diving Log Book

私のダイブログ                           

 私の趣味の一つはダイビングです。作編曲家という職業柄、新しいイメージを求めて良く旅をしますが、やはり良いダイブサイトのある土地格別です。どこにいても仕事が出来るという作編曲家ならではの利点がある反面、旅先に締め切り間際の仕事を持ち込んでしまうデメリットも有ります。きれいな海を目の前にしながらおあずけを喰らって、ホテルの部屋を消しゴム屑だらけにして書いているという悲惨な状況によく陥ります。

1988年にサイパンでオープンウォーターを取って以来、総ダイブ数860本。訪れたダイブサイトは、ガラパゴス(エクアドル)、ボネールグランドケイマンバハ・カリフォルニアコナカウアイマウイマジュロコスラエヤップパラオサイパンプーケット西表島石垣島等々。すべてのダイバーが口を揃えていう言葉、「ダイビングさえやっていなかったら、もう少し良い家に住めていた...」事は間違いありません。

の写真は、石のお金で有名なヤップ島で撮ってもらった写真です。ヤップに大きなホテルはなく、せいぜい20-30室のこんまりとしたリゾートがある程度です。その一つマンタレイベイ・ホテルはアメリカ人オーナーのBill Ackerが経営しているのですが、ダイビング部門のヤップダイバーズも併設されており、朝目覚めると目の前からボートが出発するという大変に居心地の良いリゾートです。

訪れた回数は25回を超え、一時は「ヤップに住みたい」と思ったほど、豊かな自然の残っているヤップ島。実際「ヤップダイバーズで働かないか?」とお誘いを受けた事もあります。もし受け入れていたら今頃どんな生活をしていたでしょうか...。人生不思議なものです。

ヤップは医療システムが充実していない島ゆえ、世界がコロナ禍に苛まれ始めた頃、いち早く国境を封鎖してしまいました。かつての様な、バナナとタロイモ、そしてリーフフィッシュの時代に逆戻りしたのですが、現在、罹患者は一人もいないとの事。日本に住んでいる私たちは、便利さを享受している様に思っていますが、皮肉な事にヤップから「便利さがゆえのデメリット」を教えられている様な気がします。

いつも家族ぐるみでもてなしてくれる友人一家が、2018年に熱海を訪ねてくれました。いずれ、こども達の世代に代替わりしても、彼らが仲良くいてくれたらこれ以上の喜びはありません。

移転直前の築地鮨文で


Alexius と拓人


お土産にトランペットをプレゼント。吹いているかなぁ....

言葉は通じなくても、マットレスの切れ端1枚で1日中遊んでる


マンタ三昧


こんなモテモテだった事も...



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